はじめに
可愛い愛犬の記録を残すために一眼レフやミラーレスを使っている人も思いますが、そのカメラをバッグにしまいこんだままだったり机の引き出しの中に入れっぱなしにしていませんか?
冬が過ぎ、暖かくなって桜が咲いてしばらくすると湿度が上がってきてすぐにジメジメの嫌な季節がやってきます。
大切なカメラに防湿対策をしていないと気づいた時にはカビが生えしまい、カビの除去をお店に依頼すると新品が買えてしまうくらいの料金を請求されることもあります。
一度カビが生えると完全には除去できません、カビの胞子を完全に除去するのは不可能と考えてください。
梅雨時期に限らず雨の日は大気中の湿度は100%近くなりますので季節に関係なく湿度管理は大切です。
引き出しの中やバッグの中は空気の流れもないためカビが繁殖しやすい環境が整っています。
カメラ本体、レンズ、ストロボなどは防湿庫に入れ湿度管理をすることでカビから守ることができます。
防湿庫を少し大きめのサイズを買えば中にプリンターのインク、プリンター紙、DVD、機械式時計、湿気を嫌う食品まで幅広く使うことができます。
どこのメーカーかいいのか
カメラの防湿庫は日本では、東洋リビングとトーリ・ハンの2社が有名です。
この2社は元は同じ会社から分裂か独立したものと聞いたことがありますが真相はよく知りませんが、本当に似た製品を出しています。
どちらも良い製品を作られていて、主要な取引先には光学系、化学系、大手の家電量販店などがあり信頼性は問題ありません。
中に入る容量も多彩なラインナップがあり自分の所有している量、これから増やす予定などを考え選ぶといいでしょう。
両者ともダイヤルで設定、あとは自動でコントロールしてくれます。
基本的には大は小を兼ねますので大きめの容量を買うといいと思いますが防湿庫自体がかなりの重量になります。
筆者は「トーリ・ハンのH-115WD-MII 容量114L」を持っていますが本体の重量は20kgで移動時は結構しんどいです。
買って後悔はしない
防湿庫は数万円の出費となりますが使い方は最初に記した通り、時計やプリンターのインクなど様々な湿気に気をつけないといけないものを管理することができます。
しかも電気代も1日1円程度なので買ってしまえばランニングコストは破格です。
カメラを趣味にしていく人、たまにしか出さない人でも防湿庫は持ってなくて損することはあっても持っていて損をすることはありません。
プラスチックのケースに乾燥剤を入れて湿気対策をしていても乾燥剤を交換し忘れれば意味ありません。
まとめ
せっかく数万も出して買ったカメラやレンズにカビを生やしてしまうのはとてももったいないことです。
大きめの防湿庫を買うとついついレンズを増やしてしまいますがそれもまたカメラの面白さだと思います、ぜひ大切な資産を防湿庫で守ってください。