せっかく買った革財布もメンテナンスをしないと色は褪せていきひび割れてきます。
適切にメンテナンスをされた財布は経年変化も美しく長く使用することができます。
革財布のメンテナンスの仕方を画像で紹介したいと思います。
よく見ると開く部分にシワができています。
作業の準備
準備するもの
1.クリーム
画像はコロニルですがあまり安いものよりきちんとしたブランドのものをおすすめします。
財布は通常の使用では靴のような汚れはつかないので汚れ落とし用のクリームは今回使用しません。
ミンクオイルなどでも油分の補給はできます。
写真の財布はブライドルレザーですがコードバンなどは専用のクリームも売っています。
コロニルをコードバンに使用したことがありますが問題はありませんでした。
2.ブラシ
大のブラシと小のブラシを使います。
小をクリーム塗布前のホコリ落としに、大をクリーム乾かし後吹き上げの前に使用します。
3.クロス
クリームを塗った後、乾かして最後に拭き上げを行います。
眼鏡用などの繊維が小さいものを用意ください。
手順
1.ホコリを落とします
財布なので小さいブラシで足ります
2.クリームを素手で塗ります
なぜ素手で塗るのかというとクロスにクリームを取り塗るのと指先で直接塗るのとでは指先の方がどれくらい塗ったかの感覚が勝るからです。
筆者は革靴のケア、野球のグローブのケアも全て素手で塗ります。
3.塗ったあとは最低一晩乾かします
この間にクリームが繊維の奥に浸透していきます
今回、小銭入れ、キーケースも一緒にケアしました。
4.乾いた後にブラシでなでるようにブラッシングをします
5.クロスで円を描くように拭き取りをしていきます
拭き上げるとピカピカになります。
まとめ
革財布のケアも道具さえあれば簡単にできるのでぜひケアも楽しみましょう。
革用の防水スプレーなども売っていますので必要な方は拭き上げ後スプレーし再度乾かすようにしましょう。
普段カバンなどに財布を入れている人は一日が終わり帰宅後はカバンから財布を出すことが金運アップにもつながるそうです。
その時に財布を撫でてやると手の脂が財布に染み込みそれだけでも違いが出てきます。
革を大切にすることでその革の元となった動物達へのせめてもの供養にもなると思います。
大量生産、大量消費はやめて一つのものを長く大切に使うことが大切なことだと私は思います。
