思春期ニキビと大人ニキビ
思春期からお付き合いになるニキビですが、大人になってもまだできますよね。
思春期のニキビは性徴に伴うホルモンバランスが崩れたりした時にできるので対策しようとしても中々難しかったりします。
大人になってからのニキビは、偏った食事、睡眠不足、ストレス、間違ったスキンケアなど人それぞれです。
ニキビができる時には肌が乾燥し本来持っているバリア機能が落ちていることがあるのをご存知ですか?
実は大人になってからのニキビは思春期とは違い対策することにより劇的に減らすことができるのです。
ニキビが無かったらそれだけで自信も生まれますし、明るく前向きになることにより肌にはプラスになります。
水分不足とニキビの関係
「水分不足とニキビになんの関係が?」と思われるかもしれませんが、水分不足は肌にも現れます。
水分が不足すると肌が乾燥し、肌が乾燥すると体は乾燥を防ごうと余分に皮脂を出します。
この皮脂がニキビの原因となるのです。
さらに水分が不足することは肌だけではなく、血液もドロドロになってしまいスムーズな酸素や栄養の伝達ができなくなります。
血液は血管を通じて全身に張り巡らされ通っています。
これがドロドロの血液だと血管にも負担をかけ、肌の水分も、栄養も減り大切なバリア機能が落ちていくのです。
ニキビなど肌荒れと水分不足は密接に関係性があるのです。
ニキビに悩んでいる方はまず水分摂取を心がけ体が乾燥しないようにするべきです。
たくさん水分を取れば良いというわけではない
水分が足りていないから水をガブガブ飲むのは逆効果です。
たくさん水分を取ると胃液が薄まり、消化不良、食欲不振などを招きます。
またむくみやすい方はむくんでしまったりただたくさん飲めば良いというわけではないことがわかりますね。
水分を取ることは、お茶でも紅茶でも同様に水分摂取の目的は果たされます。
しかし、紅茶など利尿作用がある場合はその分トイレに行くことになります。
また、水は0Kcalですがその他の飲み物、特に最近ではフレーバー系の水が多く出回っていますがこれらには少なからずcalがあるので飲み過ぎに注意しましょう。
水分摂取のポイント
水分摂取のポイントは、
3. 冷たい水よりも常温の水を飲む
4. 一度に大量に飲まない
5. 硬水よりも軟水を飲む
6. 寝起きや、入浴後など体から水分が抜けている時に飲む
喉が渇いたと感じた時にはすでに体の水分はかなり奪われていますので渇いたと感じる前にこまめに水分を取ることが必要なのです。
一日に飲む量は2リットルを目安としてください。 「2リットルも飲めない」と思うかもしれませんが、食事の時の水分摂取を含めてですので冬場が少しきついかもしれませんが大体2リットルは消費できる水分量です。
冷たい水よりも常温の水とは体を内側から冷やさないためです。 夏場は常温保存していたら腐ってしまう可能性がありますのでそういった場合は冷えた水でも良いでしょう。
一度の大量の水を飲むとお腹を壊したり、胃の中がタプタプして気持ち悪くなります。
数回に分けてこまめに飲むようにしてください。
硬水より軟水としているのは、日本人には軟水の方が馴染みがあるからです。
硬水の方がミネラル分が多いのですがお腹を壊す可能性があります。
普段から硬水を飲んでいて大丈夫な方は硬水でも良いでしょう。
寝起きや、お風呂上がりは特に水分量が減っている状態です。
水分補給を忘れると体は内側から渇いた状態となっていますので水分摂取を心がけましょう。
実は厚生労働省は「健康のため水を飲もう」運動を推進・展開しています。
水を飲むことのメリットは肌荒れ予防以外にもたくさんあります。
まとめ
ニキビと水分補給についてまとめました。
適切な水分補給はニキビだけでなく、代謝や口臭予防など様々なメリットをもたらしてくれます。
いきなり一日2リットル飲もうと言われて難しい方は少しずつでも量を増やしていき、喉が渇いたと感じることのない一日を過ごすことを心がけましょう。