はちみつの中でも高級品の「マヌカハニー」
普通のはちみつと何が違うのかよくわからない方へマヌカハニーの
詳細、普通のはちみつとの違い、購入する際の注意点をまとめました。
マヌカハニーとは
マヌカハニーとはニュージーランドに自生する木「マヌカ」の花から取れるはちみつの
ことをいいます。
マヌカは通常春から夏にかけて白い可愛らしい花を咲かせます。
ミツバチたちが一生懸命集めてはちみつにしたものが採取されます。
マヌカハニーはほぼ100%ニュージーランド産となっており日本にも多数輸入されています。
大量生産できないため現地のみならず世界でも偽物が出回っているので購入する際には注意
が必要です。
同じマヌカの木でも種が異なる花から作られるマヌカハニーには味の違いも出るといわれて
います。
先住民のマオリの一族もマヌカハニーを昔から利用してきました。
効果と普通のはちみつとの違い
マヌカハニー最大の特徴は、メチルグリオキサールという特有の物質があり抗菌、殺菌など
の効果があります。
50代の日本人の80%は胃にピロリ菌が住みついていますが、マヌカハニーはこのピロリ菌の
除菌に効果があります。
ピロリ菌は胃潰瘍や十二指腸潰瘍、さらには胃がんにまでつながる厄介な菌です。
海外の医療雑誌ではマヌカハニーがピロリ菌に対して繁殖の防止や殺菌に効果的だという研究
結果があるほどです。
そのほか、大腸菌、黄色ブドウ球菌、消化性潰瘍、化膿レンサ球菌などにも効果があります。
腸内の善玉菌の活動は妨げず、むしろ活性化させます。
マヌカハニーはその殺菌に通常のはちみつの殺菌成分は過酸化水素なのですが、マヌカハニーのメチルグリオキサールはそれよりも効果が高いといわれています。
ビタミン、酵素、ミネラルなども豊富に含まれていますので、整腸作用、虫歯予防、美容、
風邪予防または風邪をひいた時の喉の殺菌などにも効果があります。
はちみつで虫歯になると思われる方もいますが、はちみつの糖は単糖類で果糖とブドウ糖から
なるため虫歯にはなりません。 ただし、生はちみつではなく後から甘味料や香料を添加した
場合は虫歯になる可能性があるので注意が必要です。
食した際の食感、香りも違いマヌカハニーの方はコクがあり香りが高いので最初は今までの
はちみつとの違いに戸惑うかたもいるかもしれません。
選び方、食べ方
選び方で注意していただきたい点が、マヌカハニーのラベルにメチルグリオキサールの数値
が高いものを選ぶといいのですが、数値に比例し値段も上昇します。
ラベルに「MGO100+」などの表記がされていますがこれは1Kgあたり100gのメチルグリ
オキサールが含有しているとの意味になります。
まずはMGO100+などを選び試してみてから数値が高いものを購入するといいでしょう。
偽物を購入しないよう生産者が明確になっていることや、極端に安いものは本物ではない
可能性もあります。
ほかの表記で「UMF」というものがありますが、こちらはニュージーランドのマヌカハニーの
協会が認証したものです。
「UMF10」との表記があれば、消毒液のフェノール溶液10%と同じという意味になります。
普段の食べ方としてはティースプーンで一日2〜3杯を空腹時にそのまま食すのがいいでしょう。
まとめ
はちみつの中でも特別なはちみつ、「マヌカハニー」
高い値段の価値がある希少な自然食品ですので、正しく本物を選んでその効果をたくさん
いただきましょう。